筑波山気象観測所の下見

筑波山の男体山頂に、古びた鉄筋の建物があります。

これは1928年(昭和3年)に建てられた「中央気象台附属筑波山測候所」の跡地で、現在は筑波山神社と筑波大学計算科学研究センターが共同で運用する気象観測所となっています。

玄関にはステンドグラスが埋め込まれていて、ちょっとお洒落な雰囲気を醸しています。

災害気象学研究室は今年度から筑波山プロジェクトに加わる予定で、今回は下見に行ってきました。いろいろな機関と共同で、新たに筑波山頂に気象レーダ、雲粒計、雨滴計などを設置し、筑波山における降水のメカニズムを研究していく予定です。