パイロットバルーン実習を行いました
令和7年7月9日、日本大学文理学部の構内でパイロットバルーン実習を行いました。パイロットバルーンとは、ヘリウムを充填した風船を飛翔し、その位置を経緯儀で測定することによって上空の風向と風速を推定するものです。
実習は応用気象気候学研究室と共同で行いました。全部で4回風船を放球しましたが、あっという間に風船を見失ってしまうチームや、10分以上追尾できたチームなど、さまざまでした。望遠鏡で移動する物体を追尾するのは、かなり難しいものです。
日射でキャンパス内が加熱されていたためか、風船が不規則に上下する事例もあり、飛翔速度をいかに一定に保つかについて課題が残されました。


