ジオフェスティバルが行われました
10月27日(日)、日本大学文理学部百周年記念館においてジオフェスティバルが行われました。
これは、3年生によるグループ研究や、4年生による卒業研究の進捗状況、大学院生や有志による発表など、地球科学科の学生を中心としたポスターによる研究発表会です。
災害気象学研究室では、以下の発表を行いました。
〇3年生
気象探偵~筑波山天気再現編~
「昨今気象庁が目視観測をやめたということに不満を抱く者もいると聞くが、私もその一人である。私は筑波嶺を愛している。日本最古の和歌集である『万葉集』にも納られている東の紫峰を。私はいつも夕暮れ時に筑波嶺を眺めるのだが、その際ふと思った。気象観測の精度の如何はともかく、天気を目視で確認するのと観測データをもとに再現をするのとではどのくらい差異が生じるのかと。そこで信頼するあなたたちに独自の調査を依頼したい」という架空の依頼があったとして、依頼を受けた探偵団がミステリー仕立てで筑波山の気象を読み解くものです。
〇4年生
・関東内陸の滞留寒気 前兆の把握
・山岳域に注目した夏期晴天日における降水の日変化について
・東京LMAを用いた Lightning jumpsの観測
・昭和基地に降雨をもたらす総観規模の大気構造
・令和元年8月九州北部豪雨におけるメソアンサンブル数値予報の検証
・東京における降水頻度の週周期性
・令和元年東日本台風による記録的な大雨の気象要因の解析